中2で行った自殺オフ会のお話(1
ちょっと待ってくださいね…。
デイルームで談笑されている患者さん…うるさいです。
今はあなた達の楽しそうに人を憐れむ様を、見たくない。聞きたくない。
でも、彼女らがここにいることは何も悪いことじゃない。
私がここにいることの方が、何かの間違い。
ごちゃごちゃ言ってないで部屋に戻って日記書いとけってね。
そうします。
部屋移動があって詰所に近い部屋になったのはいいのですがデイルームも近くなったから部屋にいても騒がしいのですよ。
そうでなくても、私の脳内、騒がしい。
さて。
こんな前置きはいいとして、今回はちょっと番外編です。
番外編があるんだから、いつものは番内編です(笑)。
私が過去に行った、いわゆる「自殺オフ会」のお話です(笑)。これ、誰かに書いてるところ覗かれでもしたら…と思うと冷や汗が出ます。
内容的にはそんな大した話じゃないけど、なんていうかもう、出てくる単語たちが…ねぇ。
あ、オフ会って言っても、参加者私含めて2人だけでした。
それは私が中2の秋頃のこと。
中2って見ただけで「厨二」とか脳内変換した人、殴るぞ(嘘)。
某巨大掲示板の「集団自殺」スレに捨てメアドと性別と年齢を載せました。
なんかもう、突っ込みどころは満載ですが今は我慢してください。そして読み終わってからコメントで突っ込んでください。
あんまり覚えてないけど、多分1週間もしないうちに何件かメールがきたと思います。あー、自殺しようと思う人って、けっこういるんだなー、と。
でも、当時13歳ということもあって何人かには年齢的に断られました。当然です。けどさ、掲示板に年齢載せてたっての…。
それで、最終的に20代の女性とマンションから飛び降りることになりました。よくもまぁこんなガキと最期をむかえようと考えてくださったこと。誰でもよかったんでしょう、多分。いや、絶対。
あれこれやりとりを済ませ、詳しいことは書けないけど、私が相手の住んでる近くまで行くことに。
当日、快速電車に乗れば早く着くのに間違えて普通電車に乗ったりしながら、もうすぐ人生が終わるから何かとかは一切考えもせず、ただ「死ぬ」とだけ思っていました。
ゲスの極みを聞きながら、死ぬ直前というのはこんなにも「どうってことのないこと」なのか、と。
ーもしそれが本当にどうってことのないことなら、私は今、何故死んでいないのだろう。
ー生きている理由は、死んでいないから。だったら何故、死んでいないの?
(続く